視点Perspective B4:Well-Being
聖書文脈探訪は、従前より宣教協力の未来開拓として取り組まれてきました。Well-Beingをめざし、聖書の物語Storyを自分の語りNarrativeに変換して、あふれる神の恵みに生き抜くことを情報共有、情報発信するものです。先達から受け継がれ未来へ祝福を受け継ぐ、めぐみを共同相続するし続けることにつながります。めぐみの自己発見を通して新たな着想、新しい市場開拓や起業が共創されます。過去から現在を経て未来に向かう時の流れに対し、未来に生き、同時に今を生き、さらに過去を見直す並行運用が求められます。個人から事業体さらに社会変革につながるWell-Beingは、歴史に生かされてきた古典、聖書文脈探訪に立ち返り、神との対話を通して把握することが求められます。
「宣教協力の未来開拓~聖書文脈探訪」は、21世紀半ば(2020~2030~2050年)に向けてWell-Beingを担う次世代に良いつながりと良い掘り下げとなり、世代間連携による時代や社会変革の進展が期待されます。聖書文脈探訪により、聖書の個別記事が多次元につながり、宣教協力の未来開拓につながることが期待されます。
- 2000~2030~2050の内外動向; 国連の2030アジェンダは、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、宣言および目標をかかげました。この目標が、ミレニアム開発目標(MDGs 2000~2015)の後継であり、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs 2015~2030)」です。日本版Well-being Initiativeが2021年3月に設定されました。中長期的には日本発でグローバルコミュニティを巻き込む大きなうねりの一つとなり、2030年以降のポストSDGsにおけるグローバル・アジェンダとして、Well-beingを位置付けることを日本は目指しています。
- 聖書文脈探訪の動向; 天地創造の直後に、神はそれを良しと見られたと創世記第1章にあるとおり、神がWell-Beingをはじめられました。人類や地球環境の変容から未来に不安がある中、平和で持続可能な環境に向けた、復興・回復をめざす包括的なアーキテクチャーによるアプローチには、携わる人々のタスクへの挑戦と多様な技術の融合・結晶が求められます。疫病や災害、テロや戦争、格差や経済破綻が拡大し同時多発化しています。そこで、全世代の世代間連携による包括的受容と未来開拓が求められます。
創世記1:31 ローマ12:2 ローマ12:17 ピリピ1:6 エペソ2:10 黙示録1:17-19