ANRCとは
ANRC(All Nations Returnees Connection)は、日本を含めた世界の各地(AllNations)で、ディアスポラ(Diaspora 寄留者)として生きるキリストに立ち返った人々(Returnee)が、互いに励まし合いながら宣教協力に向けてつながって行く(Connection)ことをめざします。
It is ANRC’s (our) vision to see Japanese Diaspora Christians to overcome cultural barriers, get connected with one another as God’s family, building up the church and to expand Peace of Christ throughout the world.
ANRCの経緯
日本伝道会議第5回JCE5(2009札幌)に向けた準備過程で、帰国者フォローアップの集い(帰国者フォローアップを支える集い(2005.02.26 東京))が開催され、16グループが参加した。その有志からポータルサイトのDNJ(Diaspora Network for Japanese 2005 公開)が共創され、DNJフォーラムが開催された。更に、Urbana 2006と並行してJCFNから帰国者大会開催が要望され、DNJ、在欧日本人宣教会やアジア宣教フォーラムに関係する有志が協力し、ANRC09~ANRC10~ANRC12が開催された。その後。ANRC (All Nations Returnees Conference) は、ANRC (All Nations Returnees Connection) に更改された。
ANRC Open Forumとは
内外に広がる邦人向けのディアスポラ宣教協力やビジネス宣教協力の拡大をめざし、欧米亜に点在する日本語教会の信徒や牧師の有志により、ANRC(All Nations Returnees Conference) 09~ANRC12が開催され、宣教協力モデルの開拓とそれを支える聖言のアクティブラーニングによるリトリートが積み上げられた。
そして、以下が並行して実施され、宣教協力のネットワークが拡大され変革されてきた。
・ローザンヌ運動:ローザンヌ世界宣教会議〔第3回LCWE3(2020 Cape Town)、第4回LCWE4(2024)〕、GlobalBAMCongress(2013)や Global Diaspora Network/Global Diaspora Forum 2015)、ローザンヌWEA共催被造物ケアネットワーク東アジア会議LWCCN/EARC’2017台湾)、YLG(2016 New Delhi)やYLG/EAC(2019韓国)
- 日本伝道会議〔第5回JCE5(2009札幌)。第6回JCE6(2016神戸)、第7回JCE7(2023名古屋)、第8回(2030XXX)〕
- JEA宣教フォーラム〔2010名古屋、2011秋田、2012仙台、2013福島・郡山、2014東京、2015大阪、2017神戸、2018名古屋、2019九州〕
- アジア宣教フォーラム(2010.10開始)やアジア日本語教会ファミリーキャンプ(2011.02開始)
ANRC委員会(2015)を経て、GReCo第1回(2015)とアジア宣教フォーラム第4回(2016)に協賛すると共に、JEA宣教フォーラム(2015)から日本伝道会議第6回JCE6(2016)をフォローアップしつつある。 そこで、戦後70年(2015)から未来2020/2030をめざす中、ディアスポラ宣教協力の2016~2020に亘る展開を分かち合い祈り合うANRCオープンフォーラムが開催されることになった。
ANRCの進展
日本伝道会議〔JCE5(2009札幌)~JCE6(2016神戸)~JCE7(2023名古屋)〕のプロジェクト「被造物ケアCreation Careに向けたビジネス宣教協力を支えるディアスポラ宣教協力」は、「国際平和につながる持続可能な国際協力」、「国際平和に向けた社会変革・未来貢献をグローカルな共創による強靭な変革Resilient Innovationで支える国際協力」に更改・展開されてきた。
JCE6(2016)のテーマである「Re-VISIONによる包括的な宣教協力」をめざし、ANRCでは半年サイクルにプロジェクトの施策「行政との協働・共創」を、JEA宣教フォーラムでは年サイクルの「行政との地域創生」による日本地域展開が加速されている。
多文化共生社会における共存・協働により国際協力・宣教協力を支える「次世代アーキテクチャーの開拓とグローカルな共創」が進化している。アジアにおける主の平和、国際協力を担い支える、主に立ちかえる次世代興起をめざし、牽引とケアの双方が取り組まれる「文脈の共創」について祈祷連携が推進される。