多次元の聖書文脈探訪

【クリスチャン新聞 原稿 23/9/10号7頁に掲載】

プロジェクト名は「宣教協力の未来開拓~聖書文脈探訪」。戦後のビジネスフロンティアを受け継ぎ、国際人・国際家族やZ世代への宣教協力の受け皿をめざす。青木氏は今回の「聖書文脈探訪」について、「第六回日本伝道会議に始まった『ビジネス宣教協力の次世代構想』プロジェクトを具体化させる。一般の方々や信徒が、時代や社会が取り組む文脈の中で、未来につながる古典である聖書文脈を探訪しながら、包括的受容と未来共創に挑戦します。さらに、多次元に働かれる神との対話や祈りを通し、サイバー・フィジカル・コミュニティ-による教会ネットワークの拡大をめざす。」と話す。

 「聖書文脈を社会課題に適用させるため、双方の文脈を融合させながら、未来の時代枠へ多次元に展開させる。昔も今も四次元に展開された感動物語を2次元の書物に止めず多次元の感動として伝えたい、音楽、美術、スポーツなどの非言語アプローチや非認知能力を生かすアプローチのさらなる開拓をめざします」

 JCE7開催を契機に、同プロジェクト担当のANRCのウェブサイト(https://anrc.jp)に、視点や開拓事例が掲載されスマホ検索が可能になる予定。「疫病や災害、テロや戦争、格差や経済破綻について、全世界、全世代が同時並行して試練の中にあるが、SDGsの先にウェルビーイング』(個人や社会の健康)をめざす。忍耐と希望、そして祝福を受け継ぐ古典として、聖書文脈探訪が期待される。聖書アプリや対話型AI検索ではアクセスしきれない、聖霊の助けにより神の恵みに生きる開拓事例が、Z世代から広がることを願う」

 JCE7では世代間連携に注目します。「『STEAM教育』では、思考力、創造力、意欲・ワクワク感が未来を生きぬく力となっています。100歳時代において、10代、40代、70代の30年サイクルで就活・終活に取り組み、未来を共創します多世代連携がZ世代から進展します、それがおわりからはじめる宣教協力になる」

Cf. 思考力Critical Thinking、創造力Creativity、意欲・ワクワク感Creativity

Cf. 包括的受容 Embrace;腕(bra)の中に(em) ~抱きしめる、喜んで応ずる、受け入れる